日常生活を送る中で、鏡を見る機会はたくさんありますよね。
朝に髪の毛をセットする時や、トイレに行った時に自分の髪の毛をふと見た時に「白髪を発見してしまった」とショックを受けた経験はありませんか?

Aさん

そもそも白髪って何なのか?

Bさん

何が原因で生えてくるのか?遺伝なの?

Cさん

白髪対策があれば知りたい!

たくさんの疑問があることでしょう。
また、白髪を染めたいけど美容室で染めるのとホームカラーで染めるのはどっちが良いのかなど、この記事でしっかり解説していきますね。

なぜ白髪になるのか?

白髪が発生する原因はひとつだけでなく、複数あると考えられます。
ひとつひとつ解説していきますね。

白髪の3大原因を解説!髪の毛がなんで白くなるのか?

髪の毛には色を与えるメラニン色素があり、そのメラニン色素が少なくなると徐々に白髪になってきます。なので真っ白な白髪はメラニン色素を完全に失った髪の毛といえます。
そして白髪が発生する原因は大きく分けて3つあります。

1、加齢

加齢による白髪はメラニンを生成する幹細胞の働きが弱くなるために発生します。
幹細胞がダメージを受けてしまうのも原因です。

2、遺伝子によるもの

20代、30代でも白髪が生えてきてしまうこともあります。これを若白髪といいます。
これは遺伝子の影響で起こる白髪です。
メラニン色素の生成は細胞の伝達分子と複数の遺伝子が関与しており、その中で何らかの障害が発生すると白髪につながる可能性があります。
また両親のどちらかが白髪が多いようであれば、遺伝が原因で白髪が生えやすくなることがあります。

3、精神的なもの、生活習慣、薬の副作用

仕事やプライベートなどで積み重なったストレスで白髪になることがあります。
喫煙食生活の乱れ睡眠不足などの生活習慣の乱れも細胞機能の低下を招いて、白髪になりやすくなります。
また、服用してる薬の副作用で体内に影響を与えて白髪になることもあります。
副作用で影響を及ぼす薬は主に3つあるとされています。

・抗がん剤・抗うつ剤
がん治療に使われる薬剤は副作用が大きく、頭皮や毛髪にも影響を与えます。
副作用で抜けた後に生えてくる髪の毛は、ホルモンの影響で白髪になる可能性が高いと言われています。

・鎮痛剤
鎮痛剤とは腹痛や頭痛など様々な痛みを抑える薬で、普段の生活で使う機会もあるでしょう。
鎮痛剤の副作用で白髪ができる医学的な根拠は見つかっていないようですが、実際に白髪ができてしまったという体験談が多いことから注意が必要です。

・ピル
ピルは服用によって体内のホルモンバランスが変化するため、その影響で白髪ができてしまうことがあるようです。
ホルモンバランスの変化は頭皮環境にも影響を与えるため、白髪だけでなく抜け毛のリスクも考慮しなければなりません。

白髪は傷んでるのか?耐久状態は?

白髪は傷んでしまった髪の毛なのか?いいえ!そんなことはありません!
髪の毛にメラニン色素が供給されてるかされていないか違いがあるだけです。
なので普通の黒髪や茶髪と何も違いはありません。

白髪は予防したり改善できる?

では白髪になってしまうのを防ぐ方法はないのか気になりますよね。
ちゃんと予防する方法はあるので解説しますね。

ヘッドスパで頭皮マッサージをする

頭皮が凝ってる状態だと血流が悪い状態であり、頭皮に十分な栄養が行き渡らなくなって白髪が生えやすくなってしまいます。頭皮マッサージをすることで頭皮の血流が促進され、頭皮全体に栄養が行き渡りやすくなり、健康な髪の毛を生やすことができます。
サロンでヘッドスパをするのも良いですし、自宅でセルフで簡単に頭皮を揉み込むだけでも効果はあります。セルフでマッサージをする場合ですが、マッサージ専用の道具や機械を用いても効果はありますし、手でマッサージしても効果があるので特に違いはありません。大切なのは頭皮を動かすことです。重力に逆らうように頭頂部に向かってマッサージをすると良いでしょう。

生活習慣を見直す

喫煙とストレスは白髪の原因になります。
喫煙者がいきなり禁煙するのは難しいと思います。自分で禁煙ができなければ医師に相談も考えてみましょう。
また、日頃からストレスを抱えてる人は運動してみたり、好きなことをやってみたり、思い切って1日休んでみるなどして、リラックスする時間を確保してみましょう。

食生活の改善

白髪は糖質の摂りすぎで生えてきてしまうことがあります。
また、白髪対策に効果的な栄養素の摂取も大切です。
白髪対策に効果的な栄養素は以下の通りです。

栄養素効能食材
ビタミン細胞の成長を促進させる果物
緑黄色野菜
タンパク質タンパク質とケラチンの生成
大豆
ミネラル髪にメラニンを送るひじき
わかめ
貝類
チロシンメラニンの生成乳製品
ナッツ
ヨードメラニンの幹細胞の活性化海藻
魚介類

美容室で白髪染めをするメリット

セルフで白髪を染めるのと美容室で白髪を染める違いは何なのか?解説していきますね。

セルフで白髪を染める

セルフで白髪を染めるにはドラッグストアに行って染毛剤を購入する必要があります。
美容室で染めるよりも費用を安く済ませることが可能です。時間がなく美容室に行く暇がない時でも自宅で簡単に染めることができます。
しかし、肝心の白髪が染まっていなかったり、染めムラがあったり、毛先が暗くなってしまうことがあるため注意が必要です。

美容室で白髪を染める

美容室で白髪を染める場合、美容師さんが髪質に合った薬剤を調合してくれたり、必要な部分にのみ薬剤を塗布してくれるため、必要最低限のダメージで白髪を染めることができます。髪の毛のプロに染めてもらうため、肝心の白髪が染まっていない!ということはありませんので安心ですね。
しかし、セルフで染める場合と比べると費用が多くかかってしまうことや、美容室に行く日程を調整しなければならないのが少し大変かもしれませんね。

まとめ

白髪対策は早めに実行することで後々の結果に出てくることが多いです。
白髪が既に生えてる方でも、まだ生えてない方でもすぐに対策するといいでしょう。
しかし、この記事でご紹介した対策を全部実行するの大変だと思います。どれかひとつだけでも対策するだけで効果があるので是非実行してみてくださいね。
美容室で白髪を染めるか、セルフで白髪を染めるかで迷ってるのであれば美容室での白髪染めをオススメします。
髪の毛は一生ついてくるものです。将来の頭皮や髪の毛のことを考えるのであれば美容室で自分に合った白髪染めをすることが大切です。

この記事を書いた人

大島 浩嗣
大島 浩嗣(美容師歴8年・オーガニックとヘッドスパ専門)
1994年9月22日生まれ。福島県出身。
美容専門学校を卒業し20歳で上京。

美容師歴8年でオーガニックとヘッドスパ専門のサロンで勤務しています。

アンチエイジングを意識したカウンセリングと施術を心がけており、ありがたいことにリピーターさんも多数で、忙しい毎日を送らせて頂いております。

美容師と兼業でWebライターとしても活動しております。
美容をテーマにした記事を執筆していて、読者の皆様にとって有益な情報を発信していきます!

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